きのさきダンスキャンプ -こども編-

きのさきダンスキャンプは「誰もがダンスをつくり、踊ることができる」という
コミュニティダンスの概念に基づいた一般参加型のレジデンス・プログラムです。

夏休みの小学生を対象に３日間開催し、
音や振付をゼロから子どもたち自身がつくりました。

９名の子どもたちは、自分たちで描いた絵を楽譜に楽器を使って作曲したり
言葉あそびから振付を考えてみたり。

そうして完成した作品を、城崎国際アートセンターのロビーで家族やスタッフ、
城崎国際アートセンターに滞在中のアーティストの前で発表しました。

時間をかけて誰かに自分のアイデアを伝え、
何度も話し合い、踊りながら自分の立ち位置を決める。

作品をつくり上げていくプロセスの中でこのプログラムには
【他者と共同で何かを生みだす力、クリエイティビティ、自己表現力、人に伝える力】
を育むことができる可能性があると、大きな手ごたえを感じました。

このプログラムをきっかけにダンストークはクラウドファンディング
「城崎発！まちとこどもの個性輝くダンスカンパニーをつくりたい！」を実施し
2019年度に『とことこダンサーズ』が誕生しました。